糖新生とは? | 糖質制限の基礎知識

糖新生とは?

糖質を摂らなくても大丈夫な糖新生のしくみ。
あまり聞きなじみがない言葉だと思いますが、糖新生を説明していきます。

糖新生とは?

人間には、食べ物から糖質を摂取しなくても、自力で糖エネルギーを生み出すことができる力が備わっています。
例えば長時間にわたり何も食べられない時、貯蔵していた※グリコーゲンを使い果たしても、脂肪から分解されるグリセロールや筋肉内のアミノ酸などから、糖を生成するのが糖新生です。ただし、この糖新生でつくられる糖の量にも限りがあります。
※グリコーゲンとは、人間を含む動物が持つ糖質の貯蔵システム。主に筋肉や肝臓で糖を貯めたり使ったりする。
※糖新生で作られる量は80g位と言われています。

それでは、この糖新生で生成された糖を使い果たしたらどうなるのでしょう?
糖質制限ダイエットの要の部分なので、糖新生のちょっと先の状態まで次項で簡単に説明しておきますね。

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ケトン体回路とは?

糖新生で生成された糖を使い果たすと、中性脂肪をからエネルギーを生成します。さらにその脂肪酸から肝臓でケトン体を生成していき、ケトン体が糖に代わって体内でエネルギー源となるのです。これがケトン体回路と呼ばれているものです。
糖質制限ダイエットは、身体のシステムを糖をエネルギー源とするシステムからケトン体をエネルギー源とするシステムに変更し、痩せやすくしていくイメージです。
ケトン体については糖質制限とケトン体の記事を参考にしてみてくださいね!

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